翻訳はファンタスティックボルケーノ

ハンゲームのローカライズメンバーによる裏話!

【ゲーム】ドラゴンネストの裏話

こんにちは∠( ゚д゚)/

 

ハンゲームで運営中のサービス「Dragon Nest」(以下:DN)の翻訳担当をしているブラックバフです。

今回は、翻訳中に原文にないアレンジを加えた例(俗に言うカルチャライズ)を紹介できればと思います。

 

DNというゲームはアクションRPGです。異世界を舞台にしたオンラインゲームとなります。女神の夢から生まれた存在「人間、エルフ…etc」と、悪夢から生まれた存在「魔物」の闘いを描いたゲームです。今回はその中でも、これは最高にGroovyだぜ!と思った翻訳例をいくつか紹介していきます。

 

第一章. キャラクター設定の話

まず最初は、「キャラクター設定でブッ飛んだぜ!」という例です。

オンラインゲームなので、レベル上限が開放されるたびに新しいキャラクターが登場するのですが、今回登場するキャラクターは女神の悪夢か何かに触れてしまい、気が触れてしまったエルフという設定のキャラクターです。元の設定からして中々にファンキーなのですが、ここにスパイスを加えることで、キャラクターの味わいをさらに際立たせることにしました。

 

少し話が変わりますが、私はステルスゲームが大好きで「Metal Gear Solid」(以下:MGS)シリーズはほとんどプレイ済みです。その中でも「MGS3」はかなりやり込みました。「MGSシリーズ」は、ステルスアクションで敵を倒すことに重きの置かれたゲームなのですが、「MGS3」はそこにサバイバル要素も加わったひと味違うゲームなのです。そして遠く離れた基地にいる味方と通信をするのですが、その通信方法が「骨伝導」方式というものです。その名の通り、空気ではなく骨を振動させて音を届ける通信方式なのですが、実際にこれをやるとどんな感じなんだろうなーと思いながらゲームを進めていました。そしてゲームから離れていたある日、出会いとひらめきがあったのです。それがDNに出てくる新キャラクターですね。

 

「気が触れてしまった」のなら、多少おかしなことを言っても大丈夫だ。そう思った私は、このキャラクター(名前:リピウス)を骨伝導好きなキャラクターにしてしまおうと思いました(゚∀゚)ストーリー的には脇役だったので、かなりぶっこみました。ですが骨伝導は実在する技術なので、少し名前を変えて「骨振動」としました。そんな彼の代表的なセリフがこちらです。

 

 「悪いな、少し耳が悪いんだ。できるなら僕の頭に君の頭を付けて、骨振動で話をしてくれると助かる。」

 

正直、やりすぎた感はありますね!

しかも声優さんが上のセリフを話してくれるものだから、最高に面白かったです!

「どんな状況だよ!」と誰もがツッコミを入れてしまいますよね?ゲームプレイヤーのブログでもこのセリフには反応がありまして、やりきった感がありました。アドレナリン溢れまくりです。でも彼には、まだまだ秘めたるポテンシャルがある!そう思い新しいセリフを追加しました。

 

 「今日はとても良い風が吹くね。まるでブラックバフの鼻息みたいだ。女神も君がここに来たことを喜んでいるようだね。ブラックバフのように。」

 

ブラックバフとはDN内に登場する毛むくじゃらの牛さんです。心地よいそよ風が牛の鼻息って。臭いにも程がありますよね?こちらもプレイヤーにはウケが良くて、翻訳者冥利に尽きるというものでした。このように、実際の設定にはなかったのですが、「自分が好きなもの、ゲーム内に登場するもの」などを用いて、スパイス漬けにしてしまうことで、ただのサブキャラクターがみんなに愛されるキャラクターへと大変身できたのです!

 

キャラクター設定は難しいものですが、自分の知識・経験を総動員することにより、ただのモブキャラを愛されキャラへと昇華できます。…とまぁ七面倒臭いことを言いましたが、ぶっちゃけ勢いです!楽しみながら勢いでやってみれば、気づいたらイイモノができていた。みたいなことは多々あるので!

 

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ブラックバフ

 

 

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